Vicor wins 2021 World Electronics Achievement award
Vicor、2021 World Electronics Achievement Awardを受賞
AIプロセッサ向けのLPDソリューションが「プロダクト・オブ・ザ・イヤー」を受賞
※ 本リリースは、2021年12月16日午前9時(米国東部時間)に発表されました。
中国・上海— Vicor Corporation (本社:米国マサチューセッツ州、CEO:Patrizio Vinciarelli、NASDAQ上場: VICR) は、FPA™ (Factorized Power Architecture)技術による、LPD方式 (水平方向から給電する方法)を用いた大電流AIプロセッサ向けソリューションが、2021年 World Electronics Achievement Award (WEAA) の電源管理/電圧コンバータ部門で「イノベーティブ・プロダクト・オブ・ザ・イヤー」を受賞したことを発表しました。Vicorのほかにこの部門にノミネートされたのは、アナログデバイセズ社、Power Integrations社、Mornsun社、SG Micro社、ABLIC Corporationの6社でした。
受賞にあたり、Vicorの高性能コンピューティング事業部のグローバルバイスプレジデント Ajith Jain は次のように述べています。「このような賞をいただき、イノベーションにより、コモディティ化した電源業界を戦略的な強みへと変革できること、今回はAIプロセッサのパフォーマンスにおいてそれが認められたということで、Aspencoreのアナリストチームに感謝申し上げます。」
World Electronics Achievement Awards (WEAA) は、世界のエレクトロニクス業界のイノベーション推進に顕著な貢献をした会社やリーダーを選出し、表彰しています。受賞者の選出は Aspencoreのグローバルシニアインダストリーアナリストと米国、アジア、欧州のオンラインユーザーコミュニティからなる委員会により共同で行われます。
Vicorの1200A LPD(水平方向からの給電)ソリューション。1つのMCMドライバ「MCD4609」と2つのカレントマルチプライヤ「MCM4609」で構成。
48Vを直接負荷へ配電する、低ノイズで電力密度が高いソリューションによって、AIプロセッサの性能を最大限に引き出し、プリント基板の電力損失を減らすことができます。Vicorの、1つのMCMドライバ「MCD4609」と2つのカレントマルチプライヤ「MCM4609」で構成されたソリューションにより、最先端のAIプロセッサが必要とする、1V以下で、最大電流650A(連続)/1200A(ピーク)の電源供給が可能です。
大電流AIプロセッサ向けソリューションについて詳しく見る(Vicorウェブサイト)
Vicor Corporationについて
Vicorは、高性能モジュール型電源コンポーネントの設計、製造、販売を行う米国(本社:マサチューセッツ州アンドーバー)の電源専業メーカーです。HPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)、オートモーティブ、通信ネットワーク、産業機器、ロボティクス、鉄道、航空防衛アプリケーションなどへ向けて、広く事業を展開しています。
日本法人のVicor株式会社(Vicor KK)は2017年に設立され、電源コンポーネントの販売・技術サポートを行っています。詳しくは、www.vicorpower.com/ja-jp をご参照ください。
Vicor は、Vicor corporationの登録商標です。
FPA™、MCD™、MCM™ は、Vicor corporationの商標です。